このサイトでは、気軽に観れて面白い「ショートアニメ」を厳選して5作品ご紹介します。
はじめに
様々な紹介サイトなどを見ると50選！や100選！と謳っているのを目にしますが、正直なところ……「本当に人におすすめ出来るレベルの作品」はそんなにありません！
ですので、当サイトでは自信を持って人におすすめ出来る作品のみに絞って5作品をご紹介します。
当サイトで紹介するアニメはどれを観ても面白い！と思ってもらえる作品ですので、少しでも気になる作品があれば是非観てみて下さい！
もちろんみなさんそれぞれ好みがありますので、もしかしたら実際観てみていまいちだった……という事もあるかもしれません。
しかし、もし紹介するアニメが面白い！好みに合っている！という方がいましたら、他にも多数おすすめサイトを作成していますので、ぜひそちらもご覧いただければ幸いです。
厳選！おすすめショートアニメ5選
1．踏切時間
1作品目は「踏切時間」です。
こちらの作品は「里好」さんの漫画が原作で、アニメは2018年に放送されました。
踏切待ちで足止めされる時間に展開する青春コメディーで、オムニバス形式のショートストーリーです。
以下あらすじ。
「カンカンカンカン……！」今日もどこかで『踏切』が降り、誰かが足止めされている。『踏切』の待ち時間に繰り広げられる青春、エロス、芸術、初恋……etc。オール踏切の、日常系オムニバスショートストーリー！
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本作品は踏切の待ち時間にのみ焦点を当てたショートアニメで、限定的な環境や時間の中で繰り広げられるやりとりがコメディータッチで描かれています。
5分枠の放送で全12話の為、一気観しても1時間足らずで観終える事が出来ますので気軽に楽しめます。
シュールかつテンポの良い青春コメディー作品を楽しみたい人にはおすすめです。
2．ヤマノススメ
2作品目は「ヤマノススメ」です。
こちらの作品は「しろ」さんの漫画が原作で、アニメは2013年に放送されました。
タイトルから分かるように山登りを題材にした作品で、人付き合いの苦手な少女雪村あおいとアウトドア派の同級生倉上ひなたが山登りの魅力を知り、幼い頃に見た山頂での来光を再び目にする事を目標に登山に挑む「ゆるふわアウトドアアニメ」です。
以下あらすじ。
5分枠のショートアニメとしては珍しく物語に連続性があり、「幼いころに一緒に見た山頂の朝日をもう一度見る」という目標に向かってストーリーが展開していきます。
基本的には女の子たちがゆるい雰囲気で山登りを楽しむ作品ですが、登山の基本や器具の使い方など本格的に解説されている場面もあります。
雰囲気としては人気アニメ「ゆるキャン△」に似ていると思っていて、ゆるふわアウトドアアニメの先駆けとなった作品ですね。
ちなみに1期は5分枠で12話ですが、2期からは15分枠に拡大され、2022年には4期にあたる「ヤマノススメ Next Summit」の放送が決定しています。
放送枠の拡大や4期まで制作されるなど、人気の高さがうかがえる本作品。「ゆるキャン△」が好きな人や日常系が好きな人には是非おすすめしたい作品です。
3．八十亀ちゃんかんさつにっき
3作品目は「八十亀ちゃんかんさつにっき」（やとがめちゃんかんさつにっき）です。
こちらの作品は「安藤正基」さんの漫画が原作で、アニメは2019年に放送されました。
原作者の出身地でもある愛知県を舞台に愛知県や名古屋市のあるあるや他県民からの偏見などを面白おかしく描いた「名古屋愛あふれる」作品です。
以下あらすじ。
東京育ちの高校生、陣界斗（じんかいと）が転校した先の名古屋で出会ったのは方言丸出しの女子高生「八十亀最中（やとがめもなか」だった。ネコのような風貌と露骨な名古屋弁を操る八十亀ちゃんは全然懐いてくれず…。かわいい八十亀ちゃんを観察し、名古屋の地位を向上させる、大人気局地コメディ！！
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東京からの転校生陣界斗とヒロイン八十亀最中たちが繰り広げる「名古屋あるある」をコメディータッチで描いた作品で、各キャラクターたちの出身地と同じになるように声優がキャスティングされており、EDではキャストやスタッフの出身地が表記されている面白い作品です。
また、何と言っても八十亀最中が猫っぽくてかわいいです（笑）あと、CVを担当している「戸松遥」さんってこんなかわいい声出せるんだ（失礼）って驚きました（笑）
みなさんもこの作品を観れば愛知県の良さや方言萌の気持ちが分かると思います（笑）
1話15分のアニメで、現在3期まで放送されており、2022年4月から4期の放送が始まっています。
また、現在1期全12話がyoutubeチャンネル「【公式】テレビ愛知 TV Aichi」で無料公開されていますので、配信サービスに登録していない人でも全話観ることが出来ます。
1期放送から約3年というハイペースで4期まで制作されるほど人気と魅力の高いアニメで、名古屋の良い点だけでなく、偏見なども自虐的？に描かれており、そこが他県民にとっても楽しめるポイントだと思います。
愛知県民も他県民にも是非観て欲しい作品です。
4．ソウナンですか？
4作品目は「ソウナンですか？」です。
こちらの作品は「岡本健太郎」さんの漫画が原作で、アニメは2019年に放送されました。
修学旅行へ向かう途中で飛行機事故に遭遇し、命かながら無人島に流れ着いた女子高生たちがサバイバル経験者の「鬼島ほまれ」を中心に今日を生きる為に奮闘するサバイバルコメディーです。
以下あらすじ。
1話15分、全12話で構成されており、女子高生たち4人が無人島で生き抜く為に様々なサバイバル術を用います。
1話では海上で水を確保する為にトビウオをすり潰してシャツで絞り血液などの水分を補給したり、無人島では湿った土を靴下で絞り飲んだりと、中々日常では抵抗のある行為を平然と行うほまれと、それに激しい抵抗感を抱く3人とのギャップが面白おかしく描かれています。
サバイバル術を駆使して生き抜く為、魚をすり潰したりセミを食べたりするシーンがありますが、グロテスクな描写はほとんどない為、極端に虫や生き物が苦手な人以外は抵抗なく楽しめる作品だと思います。
個人的には2期が待ち遠しい作品です。
5．マンガ家さんとアシスタントさんと
5作品目は「マンガ家さんとアシスタントさんと」です。
こちらの作品は「アホガール」でも知られる「ヒロユキ」さんの漫画が原作で、アニメは2014年に放送されました。
すけべでパンツをこよなく愛する漫画家「愛徒勇気（あいとゆうき）」とそのアシスタントである「足須沙穂都（あしすさほと）」を中心に描かれるギャグアニメです。
以下あらすじ。
マンガ家の愛徒勇気と、アシスタントの足須沙穂都との
平々凡々な日常生活をゆるりと描く爆笑マンガ家ライフコメディー！
アニメ「マンガ家さんとアシスタントさんと」公式サイト
（漫画を描く為に）おっぱいが揉みたいという純粋バカな主人公愛徒、アシスタントの足須はそんな愛徒を冷めた目で見ていますが、愛徒の純粋さ（純粋なすけべさ）に負けて少しだけ協力したり……と、いやらしくない程度にお色気シーンもあり、その絶妙なバランスが笑いを誘います。
1話15分、全12話で構成されており、30分のギャグアニメでは少々くどく感じてしまう人にも手軽に観れる為おすすめです。
また、作者の代表作でもある「アホガール」が好きな人は楽しめる作品ですので、観てみてはいかがでしょうか。
おまけ
5選と言いつつもう少しだけ紹介します（笑）
1．異世界かるてっと
おまけ1作品目は「異世界かるてっと」です。
こちらの作品は「オーバーロード」「この素晴らしい世界に祝福を！」「Re:ゼロから始める異世界生活」「幼女戦記」の4作品のクロスオーバー作品です。
以下あらすじ。
出版元が全てKADOKAWAであることから実現した本作品は、参加作品4作品とも「異世界転生もの」であり、さらにそれぞれの「元作品の世界」から「異世界かるてっとの世界」に「転生した」という設定で、元作品の垣根を越えた掛け合いが楽しめる、「お祭り作品」です。
ちなみに、なぜおまけで紹介したかというと、本作品の魅力が劣っていたという事はなく、元作品を知っていたらさらに楽しめる作品だからです。
監督の「芦名みのる」さんは作品を作る上でプロデューサーから「元の4作品が分からなくても楽しめる物を作ってくれ」とオーダーがあり、「アベンジャーズ」のように、「色んな世界から来た色んな能力を持ったキャラクターが、なんかわちゃわちゃ楽しくやってる世界を作りたかった」と単体としての作品として楽しめるように意識されたようです。
このように元作品を知らない人でも楽しめる作品であることは間違いありませんが、やはり元作品を観てから本作品を観た方がより一層楽しめると思います。
元作品全てを知っているけどまだ観た事ない人、どれか1作品だけでも観た事ある人は「異世界かるてっと」を観てみてはいかがでしょうか。
2．へやキャン△
おまけ2作品目は「ヘヤキャン△」です。
こちらの作品は「ゆるキャン△」のスピンオフショートアニメで2020年に放送されました。
スピンオフ作品という事でおまけにて紹介しています。
以下あらすじ。
野クル、旅に出る！野外活動サークル、略して野クル。部員はたったの３人。山梨県の片隅に校舎を構える本栖高校、さらにその隅にある部室棟の、「うなぎのねどこ」みたいな一角を部室として使用するゆるーいアウトドアサークル。今日も今日とて各務原なでしこが狭い部室で暇を潰していたところ、大垣千明と犬山あおいが突然「今から旅に出るぞ！」と告げる。おろおろするなでしこを連れ回し、野クルメンバーたちが山梨中を東奔西走。各地の名物を味わい尽くして繰り広げる女子高生の珍道中、旅のゴールはどこだ！？
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「ゆるキャン△」の1期と2期の間に放送された本作品は5分枠で全12話。
ゆるキャン△は志摩リンの視点からなでしこや野クルメンバーとの交流を描いていますが、ヘヤキャン△はなでしこ含む野クルメンバーの視点から描かれた作品です。
本作品はスピンオフ作品ですので、是非「ゆるキャン△」を、少なくとも1期だけでも観てから本作品を観る事をおすすめします。
3．だがしかし2
おまけ3作品目は「だがしかし2」です。
こちらの作品はコトヤマさんの漫画が原作で、アニメは1期は2016年に30分番組として放送されました。
ここでご紹介するのは2期の「だがしかし2」です。2期は1話15分のショートアニメで放送されましたが、純粋にショートアニメのおすすめとしてご紹介するにはやや違和感があったため、おまけでご紹介します。
以下あらすじ。
実家が駄菓子屋を営む「鹿田ココノツ」と駄菓子マニアでありお菓子メーカー・枝垂カンパニーの社長令嬢である「枝垂ほたる」の駄菓子を中心に描かれる「駄菓子コメディー」です。
本作品は実在する昔懐かしい駄菓子が数多く登場し、その駄菓子ならではの食べ方やエピソードが描かれており、人並みに駄菓子を食べた事のある人ならば懐かしい気分で楽しめる作品です。
1期の30分枠から2期は15分枠へ縮小放送されたのが非常に残念なほど、本作品は魅力の詰まった作品ですので、興味を持った人は是非1期から観てみる事をおすすめします。
おまけのおまけ
最後にもう1作品だけ紹介させてください（笑）
そばへ
おまけのおまけでご紹介する作品は「そばへ」です。
こちらの作品は、2019年3月7日より丸井グループが公開している短編Webアニメーションで、地上波では放送されていません。
個人的にはエンターテイメントとしての「アニメ」ではなく、芸術的な意味合いの強い「アニメーション」作品だと思っており、2分46秒という短い時間の中で台詞もほとんどないにも関わらず世界観や人物設定などがしっかりと伝わってきました。
本作品は「雨」というテーマで描かれており、観た後は雨の日がほんの少しだけ楽しいものになるかもしれませんね。
また、「宝石の国」や「BEASTARS」で知られる「オレンジ」がアニメーション制作を担当し、CGを交えた映像は作品の世界を引き立てています。
「雨」というテーマで描かれたつながりで、2019年7月19日より、映画「天気の子」の上映前に、シネマ広告として劇場公開されましたので、観た事のある人も多いかもしれませんね。
下記のリンクが本編（フルバージョン）で、3分弱の短い作品ですので、気軽に観てみてください。
まとめ
いかかでしたでしょうか
5選と言っておきながらずるずると9作品もご紹介してしまいました（笑）
正直まだまだ紹介したい作品があるほど「ショートアニメ」は作品数も多く、また30分番組に比べ話題になりにくいという理由から隠れた名作が数多くあるジャンルだと思っています。
気軽に観れるという強みもあるので、みなさんもこれをきっかけに「ショートアニメ」にも興味を持ってみると思いもよらない名作と出会えるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
他にもアニメ関連のサイトを作成していますので、よろしければそちらも見ていただけると幸いです！
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